Kipps翻訳出版の計画
この記事では表記を大雑把に述べる。
個人的には、ほぼ経験のない身ながら、実験的に出版なるものを自力でしてみる。コンテンツは翻訳で用意する。電子出版はする。紙の本としての出版もできればする。とにかく進めて必要に応じて調べて対処。
コンテンツ
H. G. ウェルズ著Kipps: The Story of a Simple Soulの初版(1905)を素朴に全翻訳してそのまま使う。厳密に言えばテキストはいろいろあるけれど適当なものを一つ選んで底本にする。
Kipps: The Story of a Simple Soul
漱石「吾輩は猫である」と同時代の本で、英語だから、まあ訳せる。ある意味、(ユーモアがあるだけでなく)内容的には半自伝的小説だという点において「坊ちゃん」のほうが似ているのかな。
イギリス文学史に名を残した作品でH. G. ウェルズのものとしては、傑作の名は「トーノ・バンゲイ」に譲っているようだが、最も成功した作品らしい。ただし、ある人は、その「成功」の意味を詳しく知らない。たくさん売れたのかな。
空想科学小説ではない。当時のイギリス階級社会自体がテーマなのかもしれないけど、大衆向けの小説なのでどうにかなるだろう。
不思議と、日本語に翻訳された形跡は見当たらない。
電子出版
紙の本
どこかでプリントオンデマンドだろう。「著者向けPOD出版サービス」というやつかしら。ページ数が多いから安価にはならないが。
進捗
2019年1月現在、コンテンツ準備中。一通り、ざっとは翻訳して今、目立った間違いを訂正している段階。正直、早く出版しちゃいたい。今月中にはテキスト固めたいな。